止水対策の費用・見積ガイド

止水対策の費用・見積ガイド

止水対策の費用は、製品の種類だけで決まるものではありません。開口部の幅や止水する高さ、設置場所の状態、施工内容などによって金額は大きく変わります。
このページでは、止水対策にかかる費用の考え方と、概算見積から正式見積までの流れを分かりやすく紹介します。

まずは「いくらの製品か」ではなく、「どんな条件で設置するか」を確認することが重要です。

なぜ止水対策の費用には幅があるのか

止水対策は、同じ方式の製品でも設置条件によって必要な部材や施工内容が変わります。特に、開口部の幅や止水する高さ、選ぶ方式・設備仕様、床・壁の状態、必要な施工内容などによって、費用に大きな差が出ます。

止水対策の費用を左右する条件

止水対策の費用はどのくらい?

止水対策の費用は設置条件によって大きく異なります。製品・施工を含めた検討初期の費用感としては、数十万円規模から、開口部や設備の規模によっては100万円を超え、さらに大規模な設備では数百万円規模になる場合もあります。

数十万円規模から

比較的小さな開口部や、工事を抑えられる製品などでは、製品・施工を含めて数十万円規模から検討できる場合があります。

100万円を超える場合も

開口幅が広い場合や、必要な部材・設備が増える場合、施工内容が大がかりになる場合などは、100万円を超えるケースがあります。

数百万円規模になる場合も

大きな搬入口や地下駐車場、規模の大きな常設設備などでは、設備仕様や施工条件によって数百万円規模になる場合があります。

※上記は検討初期の大まかな費用感です。実際の金額は、開口幅、止水高さ、製品仕様、設置場所の状態、施工内容などによって異なります。

助成制度を利用できる場合があります

自治体によっては、止水板などの購入・設置費用を対象とした助成金・補助金制度があります。設置予定地で利用できる制度もあわせてご確認ください。

方式によって、費用のかかり方はどう違う?

止水対策は、方式によって製品の構造や必要な施工、保管・維持管理の方法が異なります。そのため、単純な製品価格だけでなく、設置工事や運用まで含めて費用を考えることが重要です。

比較項目脱着式常設式自立式簡易固定式
初期費用の傾向開口幅・止水高さや必要な部材によって幅がある設備本体や設置工事を含め、高くなりやすい傾向工事を抑えられる製品もある
比較的導入しやすい製品もある
主な費用要素止水部材・支柱・固定部材・必要な施工本体設備・収納部や格納設備・設置施工本体・連結部材など本体・固定部材など
工事費の影響事前工事が必要な製品では影響する。工事不要型もある比較的大きい傾向。設置施工が必要な製品が多い比較的小さい傾向。工事不要の製品もある小さい〜中程度。工事不要の製品もあるが、固定方法や設置条件による
費用が上がりやすい条件大開口、止水高さが高い、中間支柱や部材が増える場合大開口、設備規模が大きい、施工内容が大がかりな場合使用台数・連結数が増える、広い範囲を対策する場合大開口、必要な部材が増える場合、固定・設置条件が複雑な場合
導入後に考える費用部材の保管、状態確認など点検・保守などが必要な製品もある本体の保管、状態確認など本体・部材の保管、状態確認など

※上表は各方式の一般的な傾向です。製品仕様や設置条件によって、必要な工事や費用は異なります。

概算見積と正式見積は、何が違う?

止水対策では、設置場所の状況や施工内容を現地で確認しないと、最終的な金額を確定できない場合が多くあります。止水ナビでは、まず設置条件と写真から「現地調査前の概算」を確認し、その後、必要に応じて現地調査・正式見積へ進みます。

現地調査前の概算見積

設置場所の写真や開口幅、想定される浸水高さなどの情報をもとに、対応可能な企業が製品候補と概算金額を算出します。
現地調査を依頼する前に、おおまかな費用感や対策の方向性を確認するための見積です。

  • 写真・設置条件をもとに算出
  • 現地調査前に費用感を確認できる
  • 製品候補とあわせて比較できる
  • 正式な金額ではない

現地調査後の正式見積

現地で開口部の寸法や床・壁の状態、施工条件などを確認したうえで、製品仕様や施工内容を確定して算出する見積です。
実際に発注を検討する際の正式な金額になります。

  • 現地で寸法・施工条件を確認
  • 製品仕様を確定
  • 必要な工事内容を確定
  • 発注判断に使う正式な見積

まず概算で費用感を確認し、希望する場合のみ現地調査へ進めます。

概算を確認した時点で、必ず現地調査や発注へ進む必要はありません。届いた提案を確認したうえで、詳しく検討したい企業へ現地調査を依頼できます。

概算見積の流れ

設置条件と写真をもとに、対応可能な企業から現地調査前の概算を取りまとめてご案内します。

STEP
設置条件を入力

設置場所・開口幅・想定浸水高さなどを入力し、設置場所の写真を1枚以上添付します。

STEP
対応可能な企業を止水ナビが確認

ご入力いただいた案件条件をもとに、対応可能な企業を確認します。

STEP
現調前の概算を取得

対応可能な企業から、案件条件に応じた製品提案と現地調査前の概算金額を取得します。

STEP
概算をまとめてご案内

提案企業名・製品名・現地調査前の概算金額を明示して、止水ナビがまとめてご案内します。
※通常3〜5営業日程度を目安にご案内します。
※回答状況や案件条件によって前後する場合があります。

STEP
希望する企業へ現地調査を依頼

ご案内した内容を確認し、詳しく検討したい企業がある場合は、現地調査を依頼できます。