「ゆいぽた」~株式会社テンフィートライト

災害時にマンション居住者でつながるSNS「ゆいぽた」~株式会社テンフィートライト

災害時にマンション居住者だけで情報共有をしましょうというサービス「ゆいぽた」を展示しています。マンションというコミュニティだからこそできる災害共助をサポートするSNSサービスです。


【企業・製品】

会 社 名株式会社 テンフィートライト
名   称災害共助SNS ゆいぽた
企業サイトURLhttps://yuipota.net/site/


災害時の連絡手段、安否確認をマンション単位でできる災害共助SNS

皆さんが災害時に利用するとしたらLINEではないかと思います。まずLINEでご家族の安否。でも、高齢者やお子さんがスマートフォンを持っていないこともあるでしょう。自宅にいるはずの家族の安否状況やマンションの被害状況を隣近所の方に確認してもらいたくても、連絡先がわからないことが多いと思います。そんな時、早く自宅に帰りたいところですが、二次被害防止の観点からむやみに移動できません。東京都の場合、「帰宅困難者対策条例」で定められています。

マンション(管理組合)から居住者全員に色々なことをお知らせしなければならない状況が必ず出てくると思います。平時に使用している一階の掲示板に情報を貼りだしても、エレベーターが止まってしまうなどすると、上層階の人は掲示板まで見にくるのが大変でしょう。これらの様々な問題が発生してきますので、すべてを解決できる連絡ツールが必要不可欠になってくると思います。災害共助SNS「ゆいぽた」はそういった問題をすべて解決するツールです。

「災害時」を想定した様々な機能

代表的な機能として、災害のレベルによって、「警戒モード」「災害モード」が起動して、登録されているメールアドレスに安否登録のメールが送信されます。そのメールに記載されているURLをクリックするだけでログインができ、自分の安否状況、現在地、メッセージを家族で共有できます。具体的には、「警戒モード」は震度4・5弱、警戒レベル4で起動し、一部の情報共有機能が起動して被害状況などの情報を共有できます。

「災害モード」は、震度5強以上、警戒レベル5で起動します。警戒レベル5というのは、全員避難の緊急を要する状態なので、要確認リスト機能を含め助け合いができるようにすべての機能が起動するようになっています。

また、災害用掲示板機能があるので、皆さんにお知らせ事項を共有できます。管理者からのメッセージ配信機能というのもあり、地震以外に台風や大雨等の時にも、事前に車の移動をお願いするというような連絡も可能です。

部屋番号でメッセージの送信が可能、安否連絡カードで安心

隣近所の方に連絡するときに、連絡先がわからないということは意外に多いのですが、マンションの部屋番号でメッセージを送ることが可能です。また、スマートフォンを持っていない、充電が切れてしまった、壊れて使えない、という時も安否をお知らせすることが可能な「安否連絡カード」を事前に配布し、そこに記載されているQRコードを誰かが読み込むことで安否登録ができる仕組みになっており安心です。

インターホンとの連携も一部の機種になりますが可能です。パナソニック製のマンション用インターホン「Windea(ウィンディア)」や「Clouge(クラウジュ)」のインターネットにつながるバージョンですと、このインターホンから安否登録をしたり、外からこのインターホンにメッセージを送ったりということもできるようになっています。

今では10万戸以上が利用するサービスに

マンションは防災の位置づけが特殊で、実質は自治会町内会の単位で動いてきたので、マンション単位での防災は行われていないケースがほとんどです。国の方針で、自治会などで地域住民が協力して「自分たちのまちは自分たちで守る」ことを目的に、 日ごろからさまざまな活動を行う組織として自主防災組織を推奨していますが、自治体によっては町内会単位では自主防災組織登録をしてもマンション単位での登録を認めないところもあります。しかし、新耐震基準をクリアした震度7でも倒壊しないマンションも増えていますので、マンションでの在宅避難が一般的になりつつあります。そういう状況の変化に伴い、マンション単位での防災対策の重要性が高まり、「ゆいぽた」の需要が高まっていると考えています。

実際に、2015年に大阪で防災を切り口にした新築のマンションに導入してもらったのが最初の一棟目ですが、今では全国1,900カ所以上10万戸以上で利用していただいており、マンションだけでなく、町内会や自治会でも使ってもらっています。

※2023年5月現在の、インタビューに基づいた記事です。

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